【実体験】フォーサイトFP講座を受講してわかったこと【口コミ】

フォーサイト

フォーサイトFP講座の口コミや評判として世の中に出回っている情報はたくさんあります。でも「それは本当に受講した人の体験談なの?」「実は創作されたものかも?」と疑っている人もいるでしょう。

あなたに真実を伝えるため、今回はフォーサイトFP講座を実際に購入・受講してレビューします。この記事を読んでわかることは主に次の3つです。

  • フォーサイトFP講座を実際に受講した感想
  • フォーサイトFP講座の特徴
  • フォーサイトFP講座を受講するメリット・デメリット

実体験に基づく良質な情報をお伝えできるよう努めました。ぜひ参考にしてみてください。

フォーサイトFP講座を受講してレビュー

フォーサイトFP講座は「基礎講座」「過去問講座」といった複数の教材で構成されています。それらを順番にレビューします。

※今回受講したのは「フォーサイトFP講座バリューセット2(2023年5月試験対策)」です。

「基礎講座」のレビュー

フォーサイトFP講座 基礎講座 教材

基礎講座ではFP2級の試験範囲を学習します(3級については後述)。主な学習科目は次の通り。

  1. FP総論
  2. ライフプランニングと資金計画
  3. タックスプランニング
  4. リスク管理
  5. 金融資産運用
  6. 不動産
  7. 相続・事業継承

上記の科目それぞれについて、伊藤亮太講師の解説講義を視聴しつつテキストを読み進めていきます。

フォーサイトFP講座 基礎講座 伊藤講師

画面にはテキストが映し出され、講師が必要に応じてマーカー等を書き入れながら説明を続ける、というスタイルです。

フォーサイトFP講座 基礎講座 講義動画ではテキストが映し出される
映し出されたテキスト。縦方向の青矢印は伊藤講師が解説のために書き込んだもの

FP2級の試験範囲は広く、そのぶんテキストが何冊もありますので、最初は分量の多さに少し戸惑ってしまいます。でも講義動画ではテキストの重要度の高い部分が取り扱われ、そうでない部分は適宜省略されますので、思ったよりも負担を感じません。

テキストはフルカラーで図表・イラストが多数含まれており、とても読みやすい雰囲気になっています。市販のFP技能検定のテキストに比べてはるかに理解が進みやすいです。

フォーサイトFP講座 基礎講座 テキスト

また市販テキストの多くはA5判ですが、フォーサイトのテキストはそれよりも大きいB5判。そのためテキスト内の視覚要素が全体的に大きく、見やすいです。おかげで図表やグラフも快適に読み解くことができます。

ところで、伊藤講師の講義は横道に逸れたりテキストにない解説を付け加えたりといったことがあまりありません。人によっては「伊藤講師がテキストを読み上げているだけだ」と感じることでしょう。

これは伊藤講師の話したいことが全てテキストに含まれているからだと思われます。つまりテキストの完成度が高いため、伊藤講師が改めて何かを付け加える必要がない状態になっているんです。

もっとも、講義を視聴することにより重要度の高くない部分を飛ばしつつ読み進めることができますので、講義視聴の価値は十分にあります。「その道のプロによる情報の取捨選択のもと、スピーディに1周したい」と考えるなら講義視聴はおすすめです。

その一方「講義内で追加の情報があまり無いのであれば、自分でテキストを読みたい」と感じる方もいると思います。そういう方は自ら読み進めていくのも問題ありません。テキスト自体が非常にわかりやすいので、自分で読んだとしても十分な試験対策が可能です。

その場合、重要な部分とそうでない部分の見極めはどのようにすれば良いでしょうか? テキストの各項目に重要度合いに応じた星印が記されています。

フォーサイトFP講座 テキスト 星マーク

こちらを参考に項目ごとの重要度を判断すると良いでしょう。たとえば「最初は星3つ以上のところを中心に読む」と決めておくと、テンポ良く前進できるはずです。

一部のテキストは白黒

フォーサイトFP講座のテキストは基本的にフルカラーですが、『FP総論』のテキストは白黒印刷で、イラストもほとんど無しという体裁になっています。

フォーサイトFP講座 基礎講座 最初の1冊目は白黒

これは『FP総論』のみ日本FP協会の意向により同協会発行のテキストがそのまま使われているためです。

後述するように、フォーサイトFP講座は同協会の認定研修を兼ねています。なので認定を得るために(仕方なく?)こうしているのだと考えられます。

フォーサイトの通常のテキストとはかなり趣きが異なるため「フルカラーと聞いていたのに話が違う!」「文字が多すぎる!」と不満に感じるかもしれません。

とはいえ最初の1冊だけですし、内容は入門的なもので全く難しくはありません。少しだけ我慢して読み進めていただければと思います。

「過去問講座」のレビュー

フォーサイトFP講座 過去問講座 過去問題集

過去問講座ではFP2級の過去問を試験12回分解きます。過去問題集は全部で10冊あり、次の構成となっています。

学科試験の過去問6冊
①ライフプランニングと資金計画
②タックスプランニング
③リスク管理
④金融資産運用
⑤不動産
⑥相続・事業承継
実技試験の過去問4冊
⑦-1 資産設計提携業務
⑦-2 資産設計提携業務
⑦-3 資産設計提携業務
⑦-4 資産設計提携業務

過去問題集は左ページが問題、右ページが解答・解説という構成です。

フォーサイトFP講座 過去問講座 過去問題集の見開き

問題を解いたらすぐに解答・解説をチェックできるので、効率よく問題演習が進みます。

注意点として「過去問講座」という名称ではありますが、講師による講義はついていません。自分自身で問題を繰り返し解き、実力をつけていくスタイルとなっています。

講義がないことを不安に思うかもしれませんが、全ての選択肢に丁寧な解説がついていますし、テキストに戻りたいときに参照するべきページの情報も載っています。

フォーサイトFP講座 過去問講座
全ての選択肢に解説がついている

実際に解いてみましたが、講義がなくても特に問題は感じませんでした。どうしてもわからないときはメール質問もできますので、心配は無用です。

伊藤講師は過去問題集を少なくとも3回解くことを推奨するという趣旨のことを言っていました。過去問講座は「時間を捻出し、ひたすら演習あるのみ」と考えていただければと思います。

eラーニングでも閲覧可

過去問題集はeラーニングManaBunで閲覧することもできます。

フォーサイトFP講座 過去問講座

スマホやタブレットなどが手元にある方は、外出先でも過去問題集を閲覧して問題演習を実施することが可能です。

「直前対策講座」のレビュー

フォーサイトFP講座 直前対策講座 教材

直前対策講座では次の3冊の問題集を解いていきます。

  • 学科試験編
  • 実技試験編
  • 計算問題対策編

上記の3冊のいずれにも直前期に解いておきたい確認問題が多数収録されています。形式は基本的に左側が問題文、右側が解答・解説、です。

フォーサイトFP講座 直前対策講座 教材見開き

過去問講座の問題集を繰り返し解くことでも相当な実力を身に付けることができますが、何度も解くことで飽きてしまったり、答えを丸覚えしてしまったりします。「大事な直前期なのに学習の効果が上がらない」という悪い事態になりかねません。

そこで上記の3冊の出番となります。試験の傾向をよく反映していて、かつこれまで目にしたことがない問題を数多く解くことで、正解する力に最後の磨きをかけるのです。

学科試験編と実技試験編に関してもう少し言及します。この2冊には「直前総まとめポイント」という要点まとめコーナーが科目ごとに設けられています。

フォーサイトFP講座 直前対策講座 総まとめポイント

基礎講座のテキストや講義を見返さなくても、直前総まとめポイントに目を通すだけで重要事項を復習できます。問題集に取り掛かる前や本試験会場での空き時間にサッと復習し記憶を活性化する、そういう使い方がお勧めです。

「過去問一問一答演習」のレビュー

フォーサイトFP講座 過去問一問一答演習

過去問一問一答演習はeラーニングManaBun上で実施できる問題演習機能の1つです。どんなものなのかわかるよう、実際に使用したときの様子をお伝えします。

過去問一問一答演習の使用感
  • ラベル
    出題数を選択する
    フォーサイトFP講座 過去問一問一答演習 最初の画面
    注:上の画像の全出題数は14問だが、他の科目だと90問以上あることも

    まずは学習科目と出題数を選択し「問題を解く」ボタンを押します。

  • ラベル
    一問一答の問題を解く
    フォーサイトFP講座 過去問一問一答演習 出題画面

    一問一答が開始します。1問ごとに制限時間がついており、かなりスピーディに解かなくてはなりません。

  • ラベル
    正解肢と解説を確認する
    フォーサイトFP講座 過去問一問一答演習 解答・解説画面

    1問解くごとに正解・不正解の判定解説が表示されます。不正解の問題に関する不明点は即座につぶせて、正解だった問題についても解説を読んで復習できるというわけです。

  • ラベル
    出来栄えチェック①
    フォーサイトFP講座 過去問一問一答演習 D判定

    好きなときに過去問一問一答演習を起動して何度も繰り返し解き、問題を解く力を鍛えていきます。1回分14問を最初に解き終わったときはD判定でした。

  • ラベル
    出来栄えチェック②
    フォーサイトFP講座 過去問一問一答演習 S判定

    何度か繰り返すうちに正解数が増え、それとともに習熟度が上がってS判定になりました。ゲームでレベルを上げる感覚で問題演習ができるのが良いです。

    また、出題は「過去に正解できなかったもの」や「解いた回数が少ないもの」から優先的に行われるので効率的です。

  • ラベル
    オリジナル模試を開始する
    フォーサイトFP講座 過去問一問一答演習 オリジナル模試の開始ボタン

    ある程度自信がついたらオリジナル模試を実施しましょう。

  • ラベル
    オリジナル模試の問題を解く
    フォーサイトFP講座 過去問一問一答演習 オリジナル模試の出題画面

    オリジナル模試ではランダムに組み合わされた選択肢によって1問が構成されています。より本試験に近い形式で問題演習をすることで、さらなる解答力の向上が見込めるようになっているんです。

過去問一問一答演習機能について補足すると、この機能はバリューセット2のみに付属しています。

バリューセット1でも確認テスト・チェックテストといった練習問題を解く機能はあるのですが、過去問を肢ごとに解くトレーニングができるのはバリューセット2の過去問一問一答演習機能のみです。

過去問をマスターし、2級FP検定に一発合格できる実力を身に付けたい。そう考えている方はバリューセット2を選ぶのがおすすめです。

「3級対策」について

フォーサイトのFP講座は2級対策がメインですが、3級に関しても一連の講義動画とデジタルテキストが用意されています。

フォーサイトFP講座 3級対策 講義動画
フォーサイトFP講座 3級対策 テキストのダウンロード画面

3級を受験するにせよしないにせよ、FPの学習が完全に初めてという方は一通り目を通しておくと良いでしょう。ここで得た知識が2級の内容をより深く理解する基盤になるからです。

フォーサイトFP講座の特徴

フォーサイトFP講座 教材一式

フォーサイトFP講座の特徴を解説します。

全国平均の1.7~2倍の合格率

フォーサイトFP講座は合格実績が優秀なことで知られている講座です。

フォーサイトは毎年、受講生にアンケートを配布して合格率を調査・公表しています。それによると2020年以降のFP技能検定におけるフォーサイトの合格率は次の図・表の通りです。

試験回全国合格率フォーサイト合格率
2020年9月度49.2%89.9%
2021年1月度44.0%75.6%
2021年5月度55.6%92.8%
2021年9月度50.6%86.6%
2022年1月度41.5%81.4%
2022年5月度49.2%88.2%
2022年9月度42.2%79.2%
2023年1月度56.1%93.8%
2023年5月度48.8%89.3%
2023年9月度53.5%90.5%

各年度とも全国平均を大きく超えた値です。もし「数字だけではイメージが湧かない!」と感じるなら、合格者インタビューの動画も視聴してみてください。たとえば次の2人はどちらもフォーサイトを受講し一回の受験で合格した受講生です。

出典:【フォーサイト公式】FP講座 合格者インタビュー 3人の子どもを育てるワーキングマザー
出典:【フォーサイト公式】FP講座 合格者インタビュー 学びを実践 将来見据え資格を取得

他にも数多くの合格者の生の声が公開されています。数字だけでなく動画で見ても「フォーサイトなら合格に近づけそう」と感じるのではないでしょうか。

もっと詳しく

フォーサイトFP講座の合格実績については次の記事でさらに詳しく解説しています。

参考フォーサイトFP講座の合格実績は?(合格率・合格者数)

講師は現役の実務家

フォーサイトFP講座では現役でファイナンシャル・プランニングの実務や講演を行う実業家伊藤亮太氏が教鞭をとっています。

伊藤亮太講師

伊藤亮太講師

慶應義塾大学大学院商学研究科経営学・会計学専攻修了。学生の間に取得したCFP認定資格を活かして証券・金融業界を渡り歩く。

現在の肩書は自身が設立したコンサルティング会社の取締役。上場企業等に招かれて投資・FP関連の公演やセミナーを行うほか、複数の大学の非常勤講師およびフォーサイト・LECのFP講師を兼任している。

2022年はテレビ番組への出演が増加(テレビ朝日「TVタックル」「週刊ニュースリーダー」「グッドモーニング」、日本テレビ「スッキリ」など)。著書多数。ウェブサイトTwitterブログでも情報を発信中。

伊藤講師は長年の経験から「合格に必要なこと。それは試験に出る・出そうなところを中心に勉強すること」「合格に必要なことは(中略)ひたすら過去問を解く時間」と断言しています。短く言うと「良質なインプット」と「徹底したアウトプット」が必要です。

この点、フォーサイトFP講座には「インプット学習用の基礎講座」「アウトプット用の問題演習システム」が備わっており、まさに伊藤講師の合格メソッドを体現した構成となっています。試験合格に最適な学習ができるでしょう。

選べる2つのセットプラン

フォーサイトFP講座では複数の単科講座が提供されています。単科講座を個別に受講することもできますが、単科講座を複数組み合わせたバリューセットのほうが学びやすく、料金面でも安く済みます。したがってバリューセットの受講がお勧めです。

バリューセットには2種類あり、受講生は下記いずれかを選んで受講します。

バリューセット1

基礎講座過去問講座のセット。必要最小限のインプットとアウトプットができる。学習経験者や直前期の教材を自分で揃える自信のある方向け。

バリューセット2

基礎講座過去問講座のセットに直前対策講座過去問一問一答演習を加えたもの。アウトプット学習に比重が置かれているため、合格に最も近づける。初学者の方・一発合格を目指す方向け。

フォーサイトFP講座を受講する際、初学者の方であればバリューセット2を受講すると良いでしょう。多数の問題演習をこなすことで最も確度高く合格を狙える構成となっており、フォーサイトが最も推しているセットプランでもあるからです。

INFO

各セットの詳しい内容や最新の受講料金は次のページで確認できます。

参考【フォーサイト公式】FP講座「受講料・お申込み」ページ

フォーサイトFP講座を選ぶ6つのメリット

フォーサイトFP講座を受講すると次の6つのメリットが得られます。

3級を飛ばして2級を受験できる

フォーサイトFP講座を選ぶメリットの1つめは修了すれば3級を飛ばして2級を受験できることです。

話の前提として、2級FP技能検定の受験には受験資格があり、次のいずれかを満たしていなければなりません。

  • 3級FP技能検定に合格している
  • 2年以上の実務経験がある
  • 日本FP協会が認定するAFP認定研修を修了している

フォーサイトFP講座のバリューセット1およびバリューセット2は、上記のうち3番目の「日本FP協会が認定するAFP認定研修」の1つとなっています(2024年7月現在)。

したがって、バリューセット1またはバリューセット2を修了することで、3級合格を経ずに2級を受験することが可能です。

はじめから2級FP技能士資格の取得を目的としている人にとって、3級の受験はできるなら省略したいところ。そうすれば数か月単位で時間を浮かせることができますし、2級の試験対策に集中して一発合格の可能性をいっそう高めることができます。

3級の受験をスキップして2級を受験したいと考えている方は、ぜひフォーサイトのFP講座を受講しましょう。

AFP認定研修の修了要件

AFP認定研修を修了したとみなされるためには、フォーサイトFP講座を受講して所定の修了要件を満たす必要があります。具体的には「提案書を作成・提出し基準点をクリア」しなければなりません。

「提案書」とはファイナンシャルプランナーが顧客に提示するライフプラン案を指しています。つまり実務でもよく作成する書面を実際に作れるようになる必要があるんです。

「そんなことが自分にできるだろうか…」と不安に思わなくても大丈夫。作成方法はフォーサイトFP講座のテキスト・講義で学べますし、

フォーサイトFP講座 提案書作成サポートガイドブック 見開き

提案書のテンプレートをeラーニングでダウンロードすることもできます。

フォーサイトFP講座 提案書テンプレート ダウンロード画面

提案書の作成について詳しく知りたい方は、フォーサイトFP講座公式サイトの次のページに目を通しておきましょう。

参考【フォーサイト公式】FP講座 2級FP技能検定の受験資格について

2級に合格後、登録手続きのみでAFP資格が手に入る

フォーサイトFP講座を選ぶメリットの2つめは2級に合格後、登録手続きのみでAFP資格が手に入ることです。

ライフプランニングや資産運用に関連する資格としては、国家資格である1級・2級・3級FP技能士以外に、民間資格のAFP・CFPがあります。

先にフォーサイトFP講座はAFP認定研修の1つであるとお伝えしました。これはフォーサイトFP講座を修了することによりAFP資格の取得要件を1つ満たせることを意味しています。

実際にAFP資格を取得するためには、AFP認定研修に加えて「2級FP技能検定合格」と「AFP資格登録手続き」が必要です。といっても、資格登録手続きは単なる手続きなので、実質的には2級FP技能検定合格を残すのみだと考えて構いません。

つまるところ「フォーサイトを修了後、2級FP技能検定に受かればAFPがついてくる」ということになります。この一挙両得状態はフォーサイトFP講座がAFP認定研修を兼ねているからこそです。

効率良く2級FP技能士資格とAFP資格を取得し、社内的に一目置かれる存在になり、顧客からは信頼を獲得したい。そう考えている人はフォーサイトFP講座を受講しましょう。

INFO

ここではAFP資格に関する説明は省略しました。同資格の詳細や取得メリットについて詳しく知りたい方は、次の記事をチェックしてみてください。

参考FP技能士・AFP・CFPの違いは?資格取得のプロセスとメリットも解説

さらに詳しい情報を得たい方は、日本FP協会の次のページに目を通すことをお勧めします。

自分だけの学習スケジュールを自動作成できる

フォーサイトFP講座を選ぶメリットの3つめは自分用の学習スケジュールを自動作成できることです。

eラーニングManaBunには学習スケジュール機能が備わっています。

フォーサイトFP講座 eラーニング 学習スケジュール機能
学習スケジュール機能

せっかくなので使い方を簡単に紹介します。

学習スケジュール機能の使い方
  • スケジュールを入力
    フォーサイトFP講座 eラーニング 学習スケジュール機能 スケジュール入力

    まずスケジュール機能を開いて、1週間のおおよそのスケジュールを30分刻みで入力します。多くの人に共通するであろう内容が初期値として入力されているので(たとえば深夜帯は「睡眠」等)、必要なところだけ変更すればOKです。

  • 学習モードを選択
    フォーサイトFP講座 eラーニング 学習スケジュール機能 学習モード選択

    「しっかり学習モード」「ゆったり学習モード」のいずれかを選択します。

  • 学習開始日・終了日を確認
    フォーサイトFP講座 eラーニング 学習スケジュール機能 開始日・終了日をチェック

    あらかじめ入力されている「学習開始日」と「学習終了日」に間違いがないかどうかチェックします。必要があれば修正します。

  • 作成ボタンをタップ
    フォーサイトFP講座 スケジュール作成ボタンを押す

    スケジュール作成ボタンを押します。

  • 学習スケジュール完成
    フォーサイトFP講座 スケジュールが出来上がった

    ManaBunが日々の空き時間を集計し、何月何日に何の勉強をすればいいかを示す学習スケジュールを自動的に作成・表示します。今日や明日、どの範囲の勉強をすれば良いのかが一目瞭然です。

このスケジュールに沿って学習できるので「このままのペースで全部終わるの?」「進捗がわからなくなった」といった学習を進める上で起こりがちな問題を未然に防ぐことができます。

ちなみにスケジュールの「全体」タブを見ると試験日までの全体の流れを確認できます。

フォーサイトFP講座 スケジュール機能「全体」タブ

今回作成したスケジュールでは「テキストを2周、問題集を5周する」内容になっていました。スケジュールを作成するまでは試験日までに1周できるのかどうかすら想像もついていませんでしたが、作成後は「具体的な指示があるから2周・5周できる!」と思えます。

これほど詳細な学習スケジュールを自動的に作成・提案してくれる機能は他の講座にはありません。フォーサイトFP講座を受講するならぜひ活用してください。

細切れの時間をeラーニングアプリでフル活用できる

フォーサイトFP講座を選ぶメリットの4つめは細切れの時間をeラーニングアプリでフル活用できることです。

通勤時の電車内やお昼のランチ休憩時といったスキマ時間を資格の勉強に充てたい。そう考える人が増えています。多くの学習時間を確保できれば、そのぶん合格できる可能性が高まるからでしょう。

スキマ時間に学習を進めたいなら学習専用アプリがあるととても便利です。スマホやタブレットに入れておいたアプリをサッと起動するだけで、講義の視聴もテキスト閲覧も問題演習も実施できます。

フォーサイトは十分な機能を持ったアプリをiPhoneでもAndroidでも提供している貴重な講座です。アプリを活用して受験勉強を進めたい方はフォーサイトを受講しましょう。

教育訓練給付制度が使える

フォーサイトFP講座を選ぶメリットの5つめは教育訓練給付制度が使えることです。

教育訓練給付制度は厚生労働省によるスキルアップ応援制度です。現在会社に勤めている方や離職後1年以内の方がフォーサイトFP講座の対象プランを受講し修了すると、ハローワークから受講料の20%を受け取ることができます(所定の要件あり)。

教育訓練給付制度を利用する場合、申し込み時は受講料全額を支払う必要がありますが、後で給付金を受け取ることで費用をおさえられます。なお、もしFP技能検定に合格できなくても、給付金をもらえるかどうかには影響しません。

参考のためにフォーサイトFP講座の「受講料」「給付金額の目安」「受講料から給付額を差し引いた実質負担額」をお示しすると、次の表の通りです。

対象セット受講料給付額の目安実質負担額
バリューセット160,800円12,160円48,640円
バリューセット2 通常セット65,800円13,160円52,640円
バリューセット2 通常+DVD72,800円13,160円59,640円
※バリューセット2のオプションDVDは給付制度の対象外

たとえばバリューセット1を購入した場合、受講料は60,800円かかりますが、諸条件を満たして修了することによりハローワークから12,160円の支給を受けられます。したがって実質負担額は差引額の48,640円です。

このようにして受講料の2割相当の負担を給付金で帳消しにできます。教育訓練給付制度を活用したい方はフォーサイトFP講座を受講しましょう。

参考【フォーサイト公式】教育訓練給付制度について

ダブルライセンス割引制度を利用できる

フォーサイトFP講座を選ぶメリットの6つめはダブルライセンス割引制度を利用できることです。

ダブルライセンス割引制度は受講生が2つ以上の資格を取ることをフォーサイトが応援する趣旨の制度です。ただ実質的には「フォーサイトの受講が2回目以降の人には受講料を安くする」という割引制度だと考えたほうがわかりやすいでしょう。

たとえば以前フォーサイトの宅建講座を受講した履歴がある場合、フォーサイトFP講座を安く受講できる可能性があります。

フォーサイトの受講履歴がない方の場合、今年FP講座を受講しておけば、来年度にフォーサイトのいずれかの講座に申し込むとき安く受講できる可能性があります。

フォーサイトを1回以上受講する方には嬉しい割引です。ぜひこの制度を活用して経済的に資格取得を進めましょう。

参考【フォーサイト公式】ダブルライセンス割引制度

フォーサイトFP講座のデメリット

どんな講座にもデメリットがあります。しかしデメリットを把握した上で受講すれば「こんなはずじゃなかった!」と後悔しなくて済みます。フォーサイトFP講座のデメリットを把握しておきましょう。

メール質問は回数制限あり

フォーサイトFP講座を受講していて不明点があった場合はeラーニングアプリの無料メール質問機能を使って質問できます。質問機能を実際に使ってみましたが、早いときは翌日に講師から丁寧な返信が返ってきました。

さて質問できること自体はありがたいのですが、無料質問の回数制限がついています。回数の上限はセットによって異なっており、次の通りです。

バリューセット1
無料メール質問 10回まで
バリューセット2
無料メール質問 15回まで

FP技能検定の学習を進める中で不明点が出てくることは避けられません。できることなら無料で何度でも質問したいところですが、フォーサイトFP講座では回数の上限が定まっており、この点がデメリットです。

とはいえ、無料で何度でも質問できることにすると専用の回答スタッフを用意しなくてはならなくなり、そのために受講料が値上がりしてしまうでしょう。フォーサイトは無料質問に回数制限を設けることで安価な料金を実現しています。

なおどうしても回数上限を超えて質問したいときは1つの質問につき税込500円を支払うことで追加質問が可能です。上限に達したら全く質問できなくなるわけではないので安心してください。

デジタルテキストはやや読みづらい場合がある

フォーサイトFP講座の受講を開始するとeラーニングManaBunでデジタルテキストを閲覧できます。冊子で提供されるものと同じものをスマホやタブレットで表示できるんです。

フォーサイトFP講座 スマホ・タブレットでテキストを表示
★スマホとタブレット(iPad mini)でテキストを表示

画面で見るテキストは紙にくらべて色合いがきれいに出るので、イラスト豊富なフルカラーテキストをいっそう楽しみながら学べます。ただ問題はスマートフォンの画面で見るのは少しつらいということ。

スマホの画面は小さいため、それに合わせてテキストの文字も小さく表示されてしまいます。拡大表示はもちろんできるのですが、拡大するとページ全体が1画面に表示されなくなるので少し読みづらく感じることでしょう。

ManaBunはお試し利用もできますので、スマホでの表示が自分にとって問題ないかどうかぜひ1度試してみてください。

参考【フォーサイト公式】eラーニング 無料試用版

個人的にはフォーサイトのデジタルテキストの閲覧にはタブレット端末を使うのがお勧めです。タブレットなら多くの人にとって問題ない大きさの文字が表示されます。

INFO
iPadでManaBunを表示
筆者が所有しているiPad miniとiPad Pro

タブレットを持っていない方はこの機会に購入してみてはいかがでしょうか。

タブレットが1台あれば資格の学習以外にも使えます。たとえばKindle等の電子書籍・電子漫画を読むのもタブレットなら快適です。少し大きい画面でYouTubeも視聴できます。

サイズは7~8インチでも十分。この大きさであれば安いものは1万円以内のものもあるはずです。

筆者も数年前にiPad miniを購入してからは読書スタイル・勉強スタイルが一変しました。便利過ぎて、もうタブレットなしの生活には戻れません。

最近は上の画像で示したようにiPad Proも所有しており、時々仕事で使うことがあります。タブレットの導入、おすすめです!

※タブレット導入の際はeラーニングManaBunの推奨環境もチェックしておきましょう(基本的にはAndroidタブレットかiPadなら問題ありませんが、念のため)。

フォーサイトFP講座はこんな人におすすめ

以上見てきたフォーサイトFP講座の特徴と口コミを踏まえて、この講座がどんな人にあっているのかを述べていきます。

2級FP技能士を目指している人

フォーサイトFP講座は2級FP技能士を目指している人にお勧めできます。フォーサイトを受講するメリットでお伝えした通り、バリューセット1またはバリューセット2を修了することより次の恩恵があるからです。

  • 3級を飛ばして2級を受験する要件を満たせること
  • 2級合格後は登録手続きのみでAFP認定資格が得られること

3級よりもむしろ2級FP技能検定の合格を目指しているのなら、日本FP協会の認定を得ているフォーサイトFP講座を受講しておきましょう。

合格実績を重視する人

フォーサイトFP講座は合格実績を重視する方にお勧めできます。

私たちが通信講座を受講する目的は資格試験の合格です。このゴールを達成するまでの間、力強くサポートしてくれる講座を選びたい。そう考えたとき、合格実績に秀でた試験対策講座を選択することは合理的な選択だと言えます。

ではフォーサイトFP講座の合格率はと言うと、講座の特徴でお伝えしたように例年、全国合格率の1.7~2倍です。また、合格率・合格者数の両方を堂々と発表している数少ない講座でもあります。

「合格する確率を最大限に高めたい」と望んでいる方はぜひフォーサイトFP講座を選んでください。

オンライン学習・オフライン学習の両方を充実させたい人

フォーサイトFP講座はオンライン学習・オフライン学習の両方を充実させたい方にお勧めできます。

通信講座は伝統的には冊子タイプのオフライン教材が主流でした。しかし近年ではスマートフォンの普及に伴い、オンラインで学習できることを多くの人が希望するようになっています。

フォーサイトは早い時期にオンライン学習への対応を開始しました。その結果、現在はiPhone・Androidの両方でアプリを提供しています。またフォーサイトの特徴として紙のテキスト・問題集も切り捨てずに維持しています。

フォーサイトFP講座と同じレベルでオンライン・オフライン学習を実施できる講座はおそらく皆無です。外出先ではモバイル端末で学び、自宅では紙のテキストを読み込む。そんな学習スタイルを求めている方はぜひフォーサイトを受講してください。

この記事のまとめ

フォーサイトFP講座は標準的な価格で提供されているFP技能検定対策講座です。冊子タイプの教材とともにeラーニングが提供され、受講生は時間・場所を問わず充実した学習を継続できます。近年の合格実績も申し分ない水準です。

合格実績の記事でもお伝えしたように、フォーサイトを受講してFP技能検定に合格し、資格を糧に活躍している人は大勢います。次に合格の未来をつかむのはもちろんあなた自身。

この講座にしようと決断できたら早めに受講を開始して、ゴールに向けて1段ずつ階段を上っていきましょう。

参考【フォーサイト公式】FP講座 トップページ